10-11 このことがあってから、神様はモーセに告げました。 「エルアザルの息子で、祭司アロンの孫にあたるピネハスは見上げたものだ。 わたしの顔を立てようと、悪事に目をつぶらず、手加減もしなかった。 それでわたしの気もすんだから、罰を下すのはやめたのだ。
12-13 そのほうびに彼に約束しよう。 あんなにもわたしのことを思ってくれ、勇気を出して人々のいのちを救ったからだ。 彼の子孫は永遠に祭司の職につくだろう。」
14 ところで、ミデヤン人の娘といっしょに殺された男はジムリといって、シメオンの部族長サルの息子でした。
15 女のほうはミデヤン人の王子ツルの娘で、コズビといいました。
16-17 神様はモーセに命じました。 「ミデヤン人を滅ぼしなさい。
18 向こうも、あなたがたを滅ぼそうと策略をめぐらしているからだ。バアルを拝ませて道を誤らせようとしている。 コズビの事件がいい例だ。」