申命記 5:21-28 JLB

21  人の妻に欲情を燃やしたり、家、土地、使用人、牛、ろば、そのほか何でも、人の持ち物を欲しがったり、持ち主をねたんだりしてはならない。』

22  この法律は、暗雲たれこめるシナイ山で、神様が炎の中からあなたがた一人一人にお与えになったのです。 神様はそれを二枚の石板に記し、私に下さいました。 

23 ところが、あなたがたはどうしたでしょう。 暗やみにとどろく御声を聞き、山頂に燃え上がる無気味な火を見ると、恐ろしさのあまり震え上がったではありませんか。 部族長たちはわたしのところへ駆けつけ、 

24 必死に訴えました。『神様がどんなにすばらしいお方か、よくわかりました。 なにしろ、炎の中からお語りになるんですから。 しかも、その御声を聞いても、私たちはこうして生きています。 

25 ですが、もう一度こんなことがあったら、その時は助かりっこありません。 恐ろしい火で焼き殺されてしまうでしょう。 

26-27 炎の中から語られる神様の声を聞いたら、ただじゃすみっこありません。 お願いですから、あなたが代表で聞きに行ってください。 どんなことを言われても、そのとおりにいたします。』

28  神様はそれを聞き、こう言われました。 『皆の気持ちはわかった。 願いどおりにしよう。