申命記 8:12-14-20 JLB

12-14 家を持ち、羊や牛も増え、財産ができ、何もかもうまくいって満ち足りるようになった時こそ、危ないのです。 気をつけないと、神様のおかげでそうなったのに、思い上がり、エジプトでの奴隷生活から救い出されたことなど、忘れてしまうでしょう。 

15 蛇やさそりの住むあの広く恐ろしい荒野、暑くかわききった荒野を無事に旅できたのは、神様のおかげです。 その神様を忘れていいでしょうか。 岩から水を出し、 

16 〔パンに似ているけれど〕それまで見たこともないマナを下さったのも神様です。 こうして、あなたがたに謙そんを学ばせ、信仰を強め、ほんとうのしあわせを与えようとなさったのです。 

17 あんなやり方をなさったのには訳があります。 ああでもしなければ、あなたがたは自分の力で豊かになったと思い込むでしょう。 

18 しかし、豊かにしてくださるのは神様です。 ご先祖との約束を果たすためにこうなさるのだということを、よく自分に言い聞かせなさい。

19  万が一にも神様を忘れ、ほかの神々を拝み、悪の道に迷い込んだりすれば、必ず滅ぼされます。 

20 神様にのろわれ、滅びの道をたどった国々と同じ運命をたどるのです。 神様に従わなければ、あなたがたといえども容赦はありません。