11 彼は濃い雲に水気を負わせ、雲はそのいなずまを散らす。
12 これは彼の導きによってめぐる。彼の命じるところをことごとく世界のおもてに行うためである。
13 神がこれらをこさせるのは、懲らしめのため、あるいはその地のため、あるいはいつくしみのためである。
14 ヨブよ、これを聞け、立って神のくすしきみわざを考えよ。
15 あなたは知っているか、神がいかにこれらに命じて、その雲の光を輝かされるかを。
16 あなたは知っているか、雲のつりあいと、知識の全き者のくすしきみわざを。
17 南風によって地が穏やかになる時、あなたの着物が熱くなることを。