9 どこへでも、おまえとともに行き、敵を滅ぼしてやった。 また、その名声をいっそう高めてやった。 おまえは、世界でも指折りの著名人となるだろう。
10-11 ここが、イスラエル人の母国だ。 もう二度と、この地を離れることはない。 ここは、わたしの国民の地だ。 あの士師たち(王国設立までの軍事的・政治的指導者)が治めた時代のように、わたしを知らない外国人に圧迫されることもない。 もう、戦いをいどんでくる者もいない。 おまえの子孫は、代々この地を治めるだろう。
12 おまえが世を去っても、息子の一人を王座につかせ、王国を強固にしてやろう。
13 その者が、わたしのために神殿を建てる。 王国は永遠に続き、
14 わたしが父となり、彼は息子となる。 もし彼が罪を犯せば、外国人を用いて罰する。
15 ただし、先王のサウルにしたように、愛と恵みを取り去ったりはしない。
16 おまえの家系は、永遠にわたしの王国を治める。』」