1 わたしはイスラエルをどうしても赦したかった。 だが、イスラエルの罪はひどすぎた。 うそつきやどろぼうや追いはぎにでもならなければ、だれもサマリヤには住めないほどだ。
2 国民は、わたしが見ていることなど気にもかけない。 彼らの罪深い行ないが、あらゆる面から彼らの正体をあばき出している。 わたしはそれを見届ける。
3 王は彼らの悪をうれしがり、王子たちは彼らのうそに笑いこける。
4 彼らはみな姦通者だ。 パン屋が小麦粉をこね、それがふくらむのを待つ間を除いて、パン焼きがまがいつも燃えているように、この国民はいつも欲望を燃やしている。