1 ああ、イスラエルよ、ほかの国々の民のように喜ぶな。 おまえは自分の神を捨て去り、すべての麦打ち場で、ほかの神々にいけにえをささげたからだ。
2 それゆえ、収穫は乏しく、ぶどうの木も枯れ果ててしまう。
3 おまえはこの神の地にこれ以上とどまることができず、エジプトやアッシリヤに連れ去られる。 そこで残飯を食べて生活するようになる。
4 祖国を遠く離れたその地では、神にささげるいけにえのために、ぶどう酒を注ぐこともできない。 その地でささげられるいけにえは、どれも神を喜ばせることができない。 それは、まるで葬式の食物のように汚れている。 そのようないけにえを食べる者は、だれでも汚れた者となるのだ。 自分のためにそれを食べるのはかまわないが、神にささげることは許されない。
5-6 アッシリヤに奴隷として連れて行かれる時、聖なる日や神の祭りの日に、何をしようとするのか。 あとに残された財産は、だれが相続するのか。 その相続者はエジプトだ。 エジプトはおまえたちの死体を集め、メンピスがそれを埋葬する。 その廃墟には、いばらとあざみが生える。