サムエル記下 17:22-28-29 JLB

22 そこで王と供の者はみな、夜のうちにヨルダン川を渡り、夜明けまでには、全員が向こう岸に着きました。

23  一方アヒトフェルは、アブシャロムに進言を退けられたことで、すっかり面目を失い、ろばに乗り、郷里へ帰ってしまいました。 そして身辺の整理をすると、首をくくって自殺したのです。 遺体は父の墓のかたわらに葬られました。

24  ダビデは、まもなくマハナイムに着きました。 その間に、アブシャロムはイスラエル全軍を召集し、兵を率いてヨルダン川を渡って来ました。 

25 ヨアブに代わる総司令官には、アマサが任命されました。 アマサはヨアブのまたいとこです。 すなわち、父はイシュマエル人イテラで、母のアビガルは、ヨアブの母ツェルヤの妹ナハシュの娘でした。 

26 アブシャロムとイスラエル軍は、ギルアデに陣を敷きました。

27  マハナイムに着いたダビデをあたたかく迎えたのは、アモン人で、ラバ出身のナハシュの息子ショビと、ロ・デバル出身のアミエルの息子マキル、それに、ログリム出身のギルアデ人バルジライでした。

28-29 彼らはダビデ一行のために、寝るためのマット、調理用の土鍋や皿、小麦、大麦、炒り麦、そら豆、レンズ豆、はち蜜、バター、チーズなどを持って来てくれたのです。 彼らは、「荒野をずっと旅して来られて、さぞお疲れでしょう。 お腹もすいて、のども渇いておられましょう」とねぎらいました。