出エジプト記 12:17-23 JLB

17  この『種なしパンの祭り』を毎年行ない、いつも今日という日を、わたしがおまえたちをエジプトから救い出した日として記念せよ。子々孫々、この日を例祭としなければならない。 これは法律だ。

18 この月の十四日の夕方から二十一日の夕方まで、イースト菌抜きのパンしか食べてはならない。 

19 この七日間、イーストの一かけらも家にあってはならない。 その間にイースト菌の入ったものを食べた者はだれでも、イスラエル人の社会から追放される。 同じ規則は、いっしょに住んでいる外国人にも適用される。 イスラエルに生まれた者と全く同じである。 

20 もう一度くり返す。 この期間中はイースト菌を使ったものを食べてはならない。 どこにいても、イースト菌を入れないパンだけを食事に出しなさい。」

21  モーセは、イスラエルの長老全員を呼び集めて言いました。 「さあ、群れの中から子羊を取って来なさい。 一家族に一頭、小人数の場合は数家族に一頭ずつだ。 そして、神様があなたがたを手にかけないで過ぎ越してくださるように、その羊を殺しなさい。 

22 その血を鉢に入れ、ヒソプの枝を取って血に浸し、かもいと両側の柱に塗りなさい。 夜の間はだれも外に出てはならない。

23  神様は、エジプトの国中を巡ってエジプト人を打たれる。 けれども、かもいと両側の柱とに血がついている家は過ぎ越し、『死の使い』が入って長男を殺さないよう、守ってくださる。