出エジプト記 18:2-10 JLB

2  イテロはモーセの妻チッポラを連れ、モーセのところへ来ました。 妻は実家に帰してあったのです。 

3-4 二人の息子もいっしょでした。 ゲルショム〔「外国人」の意〕とエリエゼル〔「神様は私の助け」の意〕です。 こういう名がついたのは、上の子が生まれた時、モーセは、「私は外国をさまよう放浪者だ」と言い、次の子の時は、「ご先祖の神様は私を、エジプト王の剣から助け出してくださった」と言ったからです。 

5-6 一行が来たのは、ちょうど人々がシナイ山のふもとで野営していた時でした。「わしだ、イテロだよ。 チッポラと孫たちを連れて、会いに来たぞ。」

7  イテロがそう伝えさせると、モーセは大喜びで迎えに出、心からのあいさつを交わしました。 さっそくその後の消息を尋ね合い、それからモーセのテントに入って、心ゆくまで語り合うのでした。 積もる話に、時のたつのも忘れるほどです。 

8 モーセはイテロに、今までのことをくわしく話しました。 イスラエル人を救うために、エジプトの王と国民に神様が何をしてくださったか、ここまで来る途中どんな問題が起こり、神様がそれをどのように解決してくださったか、くわしく話したのです。 

9 イテロは、神様がイスラエル人を心にかけ、エジプトから助け出してくださったことで大喜びです。

10  「神様はすばらしい。 ほんとうにあなたがたをエジプトと王の圧制から救ってくださったんだ。 イスラエル人を助けてくださったんだ。