1-2 神様はこうお語りになりました。 粘土で作ったつぼを買い、都の南東にある瀬戸のかけらの門に近いベン・ヒノムの谷へ持って行け。長老と先輩の祭司を数人つれて行き、わたしがあなたに伝えることは何でも語れ。
3 神様は彼らにこう語りかけました。 ユダの王とエルサレムの市民よ、わたしのことばを聞け。 わたしはイスラエルの神、天の軍勢の主だ。 わたしはここに恐ろしい災害をもたらす。 それは想像を絶するほど恐ろしいもので、それを聞く者の耳は刺すように痛む。
4 イスラエルがわたしを捨て、この谷を恥と悪のたまり場にしたからだ。 この国民は、今の時代の者も先祖も、またユダの諸王も拝んだことのない偶像に香をたき、ここを罪のない子供たちの血で満たした。
5 バアルのために高い祭壇を築き、そこでわが子をいけにえとして焼いたのだ。 こんなことは、命じもしなければ考えもしなかったことだ。
6 だから、この谷が「トフェテ」でも「ベン・ヒノム」でもなく、「虐殺の谷」と呼ばれる日がくる。
7 わたしはユダとエルサレムの作戦計画の裏をかき、侵入して来る軍隊にここでおまえたちを殺させ、その死体をはげたかと野獣のえじきとするからだ。