33 国民の一人、または「預言者」か祭司の一人が、「ところでエレミヤさん。 きょう神様から聞いたという悲しいニュースって何ですか」と尋ねたら、こう答えてやれ。 「どんなニュースを聞きたいのか。 おまえたち自身が悲しいニュースだ。 なにしろ、神様がおまえたちを捨てたのだから。」
34 「きょうの神様からの悲しいニュース」などと悪ふざけをする偽預言者、祭司、国民がいたら、わたしは彼らとその家族を罰する。
35 「神様はどんなことをお語りになりましたか」と尋ね合うのはよい。
36 だが、「神様からの悲しいニュース」と言ってはならない。 悲しいのは、おまえたち自身のこと、おまえたちが平気で嘘をつくことにほかならないからだ。 おまえたちはわたしのことばを曲げ、わたしが言いもしない「神様のお告げ」を発明している。
37 おまえたちは、「神様からどんなお告げがありましたか。 神様は何と言われましたか」と、尊敬を込めてエレミヤに尋ねるべきだ。
38-39 だが、わたしの警告を無視して、「きょうの神様からの悲しいニュース」について聞こうとすれば、神であるわたしは、重荷となっているおまえたちを捨てる。 おまえたちと、おまえたちの先祖に与えたこの町を、共にわたしの前から放り投げる。
40 わたしはおまえたちの恥をさらすので、おまえたちの名はいつまでも鼻持ちならないものとなる。