1 ゼデキヤは二十一歳で王となり、十一年間エルサレムで王座につきました。 彼の母はリブナ出身のエレミヤの娘で、名をハムタルといいました。
2 ところが彼は、先代のエホヤキムのように悪名の高い王でした。
3 悪事の限りを尽くす王に、神様はとうとう怒りを燃やし、バビロン王に反逆するよう仕向けたのです。 こうして王とイスラエル国民は、神様の前から追放され、エルサレムとユダをあとにして、遠くバビロンへ捕虜として連れ去られました。
4 ゼデキヤが即位して九年目の、十二月二十五日(ユダヤ暦では十月十日)に、バビロンの王ネブカデネザルは全軍を率いてエルサレムを攻め、周囲にとりでを築き、
5 二年間この町を包囲しました。
6 六月二十四日(ユダヤ暦では四月九日)になって、町ではききんがひどくなり、ついに最後の食糧も底をついたので、