1-4 神様はモーセに命じました。 「至聖所を仕切る垂れ幕の外側に置いた純金の燭台に、絶えず火をともしておくために、純粋なオリーブ油を持って来るよう、人々に命じなさい。 毎日、朝と夕方の二回、アロンは新しい油をたし、芯を調節する。 その火は神の前に永遠にともし続けるのだ。
5-8 安息日ごとに、大祭司は神の前にある金のテーブルに、輪型のパン十二個を二列に並べる。 パンは細かくひいた小麦粉を、一個につき七・二リットルずつ使って焼き、純粋な香料を振りかける。 これは、わたしがイスラエルと結んだ永遠の契約を記念するささげ物だ。
9 パンはアロンと息子たちが、指定された場所で食べる。 神の永遠の法律に基づいてささげる、火で焼くささげ物で、最も神聖なものだからだ。」
10 さてある日、母親がイスラエル人で父親はエジプト人という男と、イスラエル人の男が、野営地でけんかをしました。
11 その最中、エジプト人の息子のほうが、神様をのろうことばを吐いたのです。 さあ、ただではすみません。 モーセのところへ連れて来られ、裁判を受けることになりました。 ところで、その人の母親はシュロミテといい、ダン部族のディブリの娘です。
12 神様はどんな判決をお下しになるのでしょう。 それまでひとまず、牢に入れておくことにしました。
13-14 神様の指示はこうでした。 「その者を野営地の外へ引き出し、のろいのことばを聞いた者全員が、その者の頭に手を置く。 それから、全員で石打ちの刑にするのだ。
15-16 これだけは、はっきりさせておけ。 神をのろう者は必ず罰を受ける。 それも死刑だ。 全員で石打ちにする。 神の名を冒涜する者は、イスラエル人であれ外国人であれ、この法律を適用し、死刑にする。
17 殺人犯もすべて死刑だ。
18 他人の動物を殺した者は、弁償しなければならない。
19 人を傷つけた者は、刑罰として同じ傷を負わされる。
20 骨折には骨折、目には目、歯には歯だ。 人にしたとおり自分にも返ってくるのだ。
21 もう一度言う。 動物を殺せば弁償しなければならず、人を殺せば死刑だ。
22 イスラエル人も外国人も区別はない。 わたしはおまえたちの神だからだ。」
23 人々は神様の命令どおり、その者を野営地の外へ引き出し、石打ちの刑にしました。