5 手入れもしないのに自然に生えた実やぶどうを収穫するのも、許されない。 土地を休ませる年だからだ。
6-7 その年に育った実は収穫はできないが、入り用の分だけなら、だれが取ってもかまわない。 おまえたちはもちろん、使用人、奴隷、イスラエル国内に住む外国人も同じだ。 家畜や野獣にも、自由に食べさせなさい。
8 さらに五十年目を特別な年とする。
9 その年の全国民の罪を償う日に、ラッパを国中に高く鳴り響かせなさい。
10 五十年目は聖なる負債免除の年だ。 負債のある者は、公私の別なく負債をすべて棒引きにされる。 また人手に渡った財産も戻ってくる。
11 種まきもせず、刈り入れもしないですむ。 なんと恵まれた年か。
12 聖なる五十年祭だ。 その年は、野に自然に育ったものを食べる。