エレミヤ書 11:15-21-22 JLB

15 わたしの国民は、どんな権利があって、わたしの宮に来るのか。 おまえたちは裏切り者で、ほかの神々を拝んできた。 おまえたちのいろいろな約束やいけにえが、今になって、滅びの運命をいのちと喜びに変えることができようか。 

16 わたしはかつて、おまえたちを「おいしい実をたくさんつける、美しい緑のオリーブの木」と呼んだ。 ところが今度は、おまえたちを焼き焦がし、丸坊主にするために、敵という火を送り込んだ。 

17 イスラエルとユダがバアルに香をたくという悪事を働いたため、木を植えたわたしが滅ぼせと命じたのだ。

18 神様は私に、彼らの計画をぜんぶ知らせ、その悪だくみを教えてくださいました。 

19 私は、屠殺場に引かれて行く子羊や牛のように、先にある危険に少しも感づいていませんでした。 まさか彼らが私を殺そうとしていようとは、夢にも思わなかったのです。 彼らは、「あの男を殺し、口を封じてしまおう。 殺して、やつの名を永久に葬り去ろう」と相談し合いました。

20 ああ、天の軍勢の主よ。 あなたは正しいお方です。 彼らの心と動機とを探り、彼らの企てた悪事に報いてください。 私は、神様が正義を行なうのを見守っています。

21-22 すると、神様はこうお答えになりました。 アナトテの町の住民は、おまえを殺そうとしたので罰を受ける。 彼らはおまえに、神の名によって預言したら殺してやる、と言うだろう。 それで、彼らの若い男たちは戦場で死に、息子、娘は飢えに苦しむ。