エレミヤ書 14:11-17 JLB

11 神様はまた、私に命じました。 これ以上、この国民を祝福してくれと願ってはならない。 二度と彼らのために祈ってはならない。

12 彼らが断食しても、見て見ぬふりをする。 供え物やいけにえをささげても、受けつけない。 わたしのお返しは戦争とききんと病気だ。

13 そこで、私は申し上げました。 神様。 彼らの預言者は、戦争もききんもなく、平穏無事だと告げています。 神様はまちがいなく平和をもたらし、祝福してくださると伝えています。

14 神様はお答えになりました。 預言者どもは、わたしの名をかたって嘘をついている。 わたしは彼らを送り出しもせず、何か話すようにと命じもしなかった。 彼らは、見たことも聞いたこともない幻と啓示について預言している。 口から出まかせに、まやかし事を話す。 

15 わたしはこの預言者どもを罰する。 戦争もききんも起こらないと言うが、そう言う彼らが、戦争とききんで死ぬ。 

16 彼らの預言を聞く者も、ききんと戦争の犠牲となり、遺体はエルサレムの通りに捨てられる。 葬る者は一人もいない。 夫も妻も息子も娘も、みな姿を消す。 罪の罰として、わたしが恐ろしい刑罰を下すからだ。

17 だから、彼らにこう言ってやれ。「私の目からは、夜となく昼となく涙があふれる。 同胞が剣で刺され、重傷を負って地面に転がっているので、私は男泣きに泣く。