エレミヤ書 14:15-21 JLB

15 わたしはこの預言者どもを罰する。 戦争もききんも起こらないと言うが、そう言う彼らが、戦争とききんで死ぬ。 

16 彼らの預言を聞く者も、ききんと戦争の犠牲となり、遺体はエルサレムの通りに捨てられる。 葬る者は一人もいない。 夫も妻も息子も娘も、みな姿を消す。 罪の罰として、わたしが恐ろしい刑罰を下すからだ。

17 だから、彼らにこう言ってやれ。「私の目からは、夜となく昼となく涙があふれる。 同胞が剣で刺され、重傷を負って地面に転がっているので、私は男泣きに泣く。 

18 野に出ると、切り殺された者の死体が転がっている。 通りを歩くと、飢えや病気で死んだ者の遺体がごろごろしている。 ところが預言者や祭司は、おろおろさまよい歩くばかりだ。」

19 神様、ユダをすっかりお見捨てになったのですか。 エルサレムを毛ぎらいなさるのですか。 これほどの罰を受けても、まだ平和は訪れないのですか。 これでやっと傷を治していただける、と思っていましたのに……。 ところがどうでしょう。 平和になるどころか、どこもかしこも悩みと恐ればかりです。 

20 神様、お赦しください。私たちがまちがっていました。 

21 御名のために、私たちを憎まないでください。 私たちを祝福するという約束を反古にして、神様ご自身と、その栄光の御座を恥さらしにしないでください。