エレミヤ書 23:28-35 JLB

28 こんないんちき預言者は、夢物語にうつつを抜かすままにしておけ。 だがわたしの本物の使者は、わたしのことばを残すところなく忠実に語る。 両者の間には、麦ともみがらほどの差がある。 

29 わたしのことばは、火のように燃えないだろうか。 それは、岩でさえ粉々に砕く巨大なハンマーではないか。 

30-31 わたしは、お互いに語ることを知らせ合っている、これらの「預言者」に立ち向かう。 口あたりのよいことを言う預言者どもは、「このお告げは神様からのものだ」と言う。 

32 彼らが知恵をしぼって考え出した夢は、わたしの国民を罪へ誘い込む、まことしやかな嘘で固まっている。 わたしは彼らを遣わさなかったし、彼らには、わたしの国民に告げることなど少しもない。

33 国民の一人、または「預言者」か祭司の一人が、「ところでエレミヤさん。 きょう神様から聞いたという悲しいニュースって何ですか」と尋ねたら、こう答えてやれ。 「どんなニュースを聞きたいのか。 おまえたち自身が悲しいニュースだ。 なにしろ、神様がおまえたちを捨てたのだから。」

34 「きょうの神様からの悲しいニュース」などと悪ふざけをする偽預言者、祭司、国民がいたら、わたしは彼らとその家族を罰する。 

35 「神様はどんなことをお語りになりましたか」と尋ね合うのはよい。