エレミヤ書 23:32-38-39 JLB

32 彼らが知恵をしぼって考え出した夢は、わたしの国民を罪へ誘い込む、まことしやかな嘘で固まっている。 わたしは彼らを遣わさなかったし、彼らには、わたしの国民に告げることなど少しもない。

33 国民の一人、または「預言者」か祭司の一人が、「ところでエレミヤさん。 きょう神様から聞いたという悲しいニュースって何ですか」と尋ねたら、こう答えてやれ。 「どんなニュースを聞きたいのか。 おまえたち自身が悲しいニュースだ。 なにしろ、神様がおまえたちを捨てたのだから。」

34 「きょうの神様からの悲しいニュース」などと悪ふざけをする偽預言者、祭司、国民がいたら、わたしは彼らとその家族を罰する。 

35 「神様はどんなことをお語りになりましたか」と尋ね合うのはよい。 

36 だが、「神様からの悲しいニュース」と言ってはならない。 悲しいのは、おまえたち自身のこと、おまえたちが平気で嘘をつくことにほかならないからだ。 おまえたちはわたしのことばを曲げ、わたしが言いもしない「神様のお告げ」を発明している。 

37 おまえたちは、「神様からどんなお告げがありましたか。 神様は何と言われましたか」と、尊敬を込めてエレミヤに尋ねるべきだ。 

38-39 だが、わたしの警告を無視して、「きょうの神様からの悲しいニュース」について聞こうとすれば、神であるわたしは、重荷となっているおまえたちを捨てる。 おまえたちと、おまえたちの先祖に与えたこの町を、共にわたしの前から放り投げる。