エレミヤ書 40:1-8 JLB

1 親衛隊長ネブザルアダンは、バビロンへ引いて行かれるエルサレムとユダの捕虜といっしょに、エレミヤをラマまで連れて行き、そこで彼を釈放しました。

2-3 隊長はエレミヤを呼んで言いました。 「あなたの神様は、かねてからの預言どおり、この国に災いをお下しになりました。 ユダの国民が神様に罪を犯したので、こうなったのです。 

4 さあ、鎖をはずして、あなたを自由の身としましょう。 私といっしょにバビロンへ来るなら、それもけっこうです。 責任をもって、あなたの生活が十分に保証されるように取り計らいましょう。 もちろん、帰ってもかまいません。 あなたの自由です。 好きな所へ行きなさい。 

5 もし、自分の国にいたければ、バビロン王がユダの総督に任命したゲダルヤのもとへ帰り、残っている人たちといっしょに生活しなさい。 いずれにしても、あなたの気持ちしだいです。 好きなようにしなさい。」ネブザルアダンは、食糧と贈り物を与えた上でエレミヤを去らせました。 

6 エレミヤはゲダルヤのもとへ帰り、国に残っている人たちといっしょに暮らしました。

7 さて、田舎にいたユダヤのゲリラ隊の隊長たちは、バビロン王が国民全員をバビロンへ連れて行ったわけでなく、ゲダルヤを総督に任命して、あとに残った貧民を治めさせていることを聞きました。 

8 そこで彼らは、総督府のあるミツパに来て、ゲダルヤに面会しました。 隊長たちの名は次のとおりです。 ネタヌヤの子イシュマエル、カレアハの子ヨハナンとヨナタン、タヌフメテの子セラヤ、ネトファ人エファイの子ら、マアカ人の子エザヌヤ。 ほかに部下もいっしょでした。