エレミヤ書 40:5-11 JLB

5 もし、自分の国にいたければ、バビロン王がユダの総督に任命したゲダルヤのもとへ帰り、残っている人たちといっしょに生活しなさい。 いずれにしても、あなたの気持ちしだいです。 好きなようにしなさい。」ネブザルアダンは、食糧と贈り物を与えた上でエレミヤを去らせました。 

6 エレミヤはゲダルヤのもとへ帰り、国に残っている人たちといっしょに暮らしました。

7 さて、田舎にいたユダヤのゲリラ隊の隊長たちは、バビロン王が国民全員をバビロンへ連れて行ったわけでなく、ゲダルヤを総督に任命して、あとに残った貧民を治めさせていることを聞きました。 

8 そこで彼らは、総督府のあるミツパに来て、ゲダルヤに面会しました。 隊長たちの名は次のとおりです。 ネタヌヤの子イシュマエル、カレアハの子ヨハナンとヨナタン、タヌフメテの子セラヤ、ネトファ人エファイの子ら、マアカ人の子エザヌヤ。 ほかに部下もいっしょでした。 

9 ゲダルヤは、バビロン軍に降伏するのがいちばん安全だ、と説得しました。「ここにいて、バビロン王に仕えなさい。 そうすれば、何もかもうまくいきます。 

10 私はミツパにいて、行政指導に来るバビロニヤ人たちに、あなたがたのことを口添えしましょう。 好きな町に落ち着いて、この国で生活しなさい。 ぶどうと夏のくだもの、それにオリーブの実を取って、たくわえておきなさい。」

11 モアブや、アモン人のところ、エドム、その他の近くの国々にいたユダヤ人たちは、ユダにはわずかながらもまだ人々が住んでいること、バビロン王は全員を連れて行かなかったこと、ゲダルヤが総督になったことなどを聞きました。