1 十月に入って、王族の一人、エリシャマの子ネタヌヤの子イシュマエルは、十人の部下を連れてミツパに来ました。 ゲダルヤは一行を食事に招きました。
2 ところが食事の最中に、イシュマエルと、仲間の者は、急に立ち上がって剣を抜き、ゲダルヤを殺したのです。
3 そのあと出かけて行って、ミツパでゲダルヤのそばにいたユダヤ人の役人、バビロンの兵士をも虐殺しました。
4 次の日、外部の人がこの出来事をまだ知らないうちに、
5 シェケム、シロ、サマリヤから、神殿に参拝するために、八十人の者がミツパに来ました。 めいめいひげをそり、着ている物を裂き、体に傷をつけて、供え物や香を運んでいました。
6 イシュマエルは、わざと泣きながら町の外へ出て、彼らを見ると言いました。 「さあ、いっしょに来て、ゲダルヤがどうなったか見てください。」