エレミヤ書 44:1-7 JLB

1 エジプト北部のミグドル、タフパヌヘス、メンピスの町々、それにエジプト南部に住む全ユダヤ人について、次のお告げがエレミヤにありました。

2-3 イスラエルの神様である天の軍勢の主は、こう言います。 おまえたちは、わたしがエルサレムとユダのすべての町にしたことを見た。 それらの町々は、はなはだしい悪のために灰になり、廃墟となって、今は猫の子一匹も住んでいない。 自分も先祖も知らなかったような神々を拝んで、わたしの怒りを買ったからだ。 

4 わたしはわたしのしもべである預言者を送って、わたしの憎む、このような恐ろしいことをしないようにと、何度も警告し、説得してきた。 

5 それなのに、少しも言うことを聞かず、悪の道を捨てなかった。 性懲りもなく、神々にいけにえをささげ続けた。 

6 そのため、わたしの憤りは爆発し、火のようにユダの町々とエルサレム市内に燃え移り、現在のような廃墟としたのだ。

7 イスラエルの神様であり、天の軍勢の主でもある神様は、あなたがたに尋ねます。 なぜおまえたちは、好んでいのちを絶とうとしているのか。 ユダから逃げてこの地に来た者は、男、女、子供はもちろん、抱かれている乳飲み子さえ、一人として死を免れることはできない。