23-24 ところが、わたしの国民はわたしに背き、偶像礼拝の道に走った。わたしは、年ごとに春と秋には雨を降らせ、刈り入れの時を与える神なのに、彼らはわたしを敬いもせず、恐れもしない。
25 そこで、このような四季の恵みをいっさい彼らから遠ざけた。 何もかも彼らの罪のせいだ。
26 わたしの国民のうちに、人を待ち伏せして血祭りにあげる悪人がいる。 彼らは暗がりに隠れている猟師のようで、罠をしかけておく。
27 彼らの家は、鶏がいっぱいいる鳥小屋のように、悪だくみであふれ返る。 ところで、その結果はどうなっただろう。 いま彼らは名をあげ、金持ちになり、
28 ごちそうをたらふく食べ、回りの人にちやほやされている。 彼らの悪事は際限がなく、みなしごを正しく扱わず、貧しい者の権利をないがしろにしている。
29 わたしは腕組みしたままで、手を下さないだろうか。 このような国を罰しないでおくだろうか。
30 実に恐ろしいことが、この国に起こっている。