レビ記 26:34-35-42 JLB

34-35 こうして、ようやく土地を休ませることができる。 おまえたちが利用できるだけ利用し尽くした土地を、敵の捕虜となっている間、ずっと休ませよう。 そうだ。 ゆっくり土地を休ませよう。 おまえたちが住んでいた時、七年ごとに一年の休みを与えなかった分を、まとめて取り戻すのだ。

36  生き残った者は、捕虜や奴隷として遠い国へ連れて行かれる。 外国でおびえながら暮らすのだ。 風に舞う木の葉の音にもおびえ、剣で追い立てられるように逃げ惑う。 追いかけられもしないのに倒れる。 

37 戦いで弱気を起こし、敵前を逃げ惑うように、追いかけられもしないのに、力なく恐怖におののく。 

38 あげくの果ては敵地であえない最期を遂げる。 

39 運よく生き残った者も、自分と先祖たちの犯した罪の重さに耐えきれず、見る影もなくやつれ果てるのだ。 

40-41 しかし最後には、自分たちの裏切りを認める。 苦しい思いをするのも、元はと言えば、わたしに反抗したからだ。 それで、わたしも黙ってはおらず、敵の手に渡した。 だが、悪かったと反省し、素直に罰を受けるなら、 

42 アブラハム、イサク、ヤコブと結んだ契約を思い出し、荒れ果てたイスラエルを、もう一度心に留めよう。