創世記 26:22-28 JLB

22 あきらめて、また新しいのを掘りました。 土地の人たちも、今度ばかりは文句のつけようがありません。 そこで「レホボテ」〔「広々とした場所の井戸」の意〕と名づけ、こう言いました。 「とうとう神様は、広々とした場所を与えてくださった。 もう大丈夫だ。 これからはうまくいくぞ。」

23  さて、イサクがベエル・シェバに行った時のことです。 

24 その夜、神様が現われました。 「わたしはおまえの父アブラハムの神である。 恐れてはいけない。 わたしはおまえと共にいておまえを祝福する。 子孫をふやし、大きな国にしよう。 わたしに聞き従ったアブラハムへの約束どおりにな。」 

25 イサクは祭壇を築き、神様を礼拝しました。 そして、そこに住むことにしたので、使用人たちは井戸を掘りました。

26  ある日、イサクのところにゲラルから客が来ました。 アビメレク王が、顧問のアフザテと軍の司令官ピコルとを連れて来たのです。

27  「どういうご用向きですか。 ま、あまりいい話じゃないでしょうがね。 なにしろ、あんなひどい仕打ちをして、私を追っ払ったのですからな。」

28  「まあ、そうおっしゃらず……。 いや、ほかでもありませんがね、あなたは実に恵まれた人だ。 神様に祝福されていることがよくわかりますよ。 それで、お互い条約を結んだらどうかと思ったわけです。