創世記 24:40-46 JLB

40 すると主人は、そんな心配はいらない、と申します。 『いや、必ず見つかる。 これまでわしは神様のおこころに背いたことはない。 大丈夫、神様が御使いを遣わして、必ずうまくいくようにしてくださる。 だから、わしの親類から嫁を見つけて来い。 

41 必ずそうすると誓ってもらうぞ。 それでも万一、娘さんをこんな遠くにはよこせない、と断わられたら、その時はしかたがない。 そのまま帰って来てもいい』とまあ、そう申すのでございます。

42  そんなわけでして、きょうの午後、泉にたどり着いた時、私はこう祈りました。 『主人アブラハムの神様、もしも私が使命を無事はたせるようにお助けくださるのでしたら、どうぞこのようにしてください。 

43 ちょうど泉のそばにおりますから、水をくみに来る娘さんに、「水を飲ませてください」と頼みましょう。 

44 そして、もし娘さんが、「ええ、どうぞ。 らくだにも飲ませましょうね」と答えたら、その娘さんこそ、神様が若だんな様の嫁として選んだ女だ、ということにしてください。』

45  こうお祈りしている最中に、リベカさんがいらしたのです。 水がめを肩にのせ、泉に降りると、口までいっぱいに水をくんでいらしたので、『すみませんが、水を飲ませてください』とお願いしました。

46 うれしいことに、リベカさんはすぐ水がめを下ろして、飲ませてくださるじゃありませんか。 そればかりじゃありません。 『そうそう、らくだにもたっぷり飲ませましょうね』と言って、そのとおりなさったのです。