創世記 24:47-53 JLB

47 はやる気持ちをぐっと抑え、私は尋ねました。『失礼ですが、どちらのご家族で?』『ナホル家の者ですの。 父はベトエルといい、ナホルとミルカの息子ですわ』とおっしゃるのを聞いて、もうまちがいないと思いました。 それでさっそく、イヤリングと腕輪を差し上げたわけです。 

48 そして頭を垂れ、主人アブラハムの神様のすばらしいお引き合わせに、心からお礼を申し上げました。こんなにも早く、主人のご兄弟と縁続きの娘さんにお会いできるとは、思いもよらなかったものですから……。 

49 とまあ、こういうわけなのです。 いかがなものでしょう。 率直にお気持ちをおっしゃっていただけないでしょうか。 主人の願いをお聞き届けいただければ、願ってもないことです。 いずれにしましても、ご返事をいただかないことには、どうしようもありません。」

50  ラバンとベトエルは答えました。 「確かに、神様のお引き合わせに違いありませんな。 とすれば、お断わりするわけにもまいりますまい。 

51 どうぞ娘を連れて行ってください。 神様のおぼし召しどおり、ご主人の息子さんの嫁にしてください。」

52  この答えを聞くと、アブラハムの召使はひざまずいて神様を礼拝しました。 

53 それから、純金や純銀の台にはめ込んだ宝石や美しい衣装を取り出して、リベカに与え、母親と兄にも、たくさんのすばらしい贈り物をしたのです。