創世記 26:19-25 JLB

19 イサクの羊飼いたちも、ゲラルに新しい井戸を一つ掘り、勢いよく水があふれる泉を発見しました。

20  すると、土地の羊飼いたちが来て、自分たちのものだと主張しました。 「ここはおれたちの土地だ。 だから井戸もおれたちのものさ」と、イサクの羊飼いたちに言いがかりをつけたのです。 イサクはその井戸を、「エセク」〔「言い争いの井戸」の意〕と名づけました。 

21 イサクの羊飼いたちは別の井戸を掘りましたが、その井戸の所有権をめぐって、またまた争いが起きました。 しかたがありません。 それを「シテナ」〔「怒りの井戸」の意〕と名づけ、 

22 あきらめて、また新しいのを掘りました。 土地の人たちも、今度ばかりは文句のつけようがありません。 そこで「レホボテ」〔「広々とした場所の井戸」の意〕と名づけ、こう言いました。 「とうとう神様は、広々とした場所を与えてくださった。 もう大丈夫だ。 これからはうまくいくぞ。」

23  さて、イサクがベエル・シェバに行った時のことです。 

24 その夜、神様が現われました。 「わたしはおまえの父アブラハムの神である。 恐れてはいけない。 わたしはおまえと共にいておまえを祝福する。 子孫をふやし、大きな国にしよう。 わたしに聞き従ったアブラハムへの約束どおりにな。」 

25 イサクは祭壇を築き、神様を礼拝しました。 そして、そこに住むことにしたので、使用人たちは井戸を掘りました。