創世記 31:40-46 JLB

40 昼は焼けつくような日ざしの中で、夜は夜で寒さに震えて眠ることもできないままに、働きました。 

41 この二十年間、ずーっとですよ。 十四年間は二人の娘さんをいただくため、六年間はあなたの群れの世話をして自分の群れを手に入れるため! おまけに、給料は十回も減らされたんですからね。 

42 実際、祖父アブラハムや父イサクが信じる、すばらしい神様の恵みがなかったら、一文なしで追い出されていたことでしょうよ。 幸い、神様は何もかもご存じだった。 あなたのひどい仕打ちも、私が一生懸命に働いたことも見ておられた。 それでゆうべ、あなたに現われなさったのです。」

43  「ここにいるのはわしの娘だし、子供たちはみな孫だ。 家畜の群れにおまえの持ち物いっさいがっさい、わしのものと言っていいくらいだ。 自分の娘や孫のためにならないことなど、どうしてできよう。 

44 さあ、和平条約を結ぼう。 これからは、お互いその条約をしっかり守っていこうじゃないか。」

45  そのしるしがいります。 ヤコブは石を一つ立て、記念碑にしました。 

46 また、召使に石を集めさせ、塚を築きました。 そのそばで、ヤコブとラバンはいっしょに食事をしました。