詩篇 118 JA1955

第118篇

1 主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。

2 イスラエルは言え、「そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」と。

3 アロンの家は言え、「そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」と。

4 主をおそれる者は言え、「そのいつくしみはとこしえに絶えることがない」と。

5 わたしが悩みのなかから主を呼ぶと、主は答えて、わたしを広い所に置かれた。

6 主がわたしに味方されるので、恐れることはない。人はわたしに何をなし得ようか。

7 主はわたしに味方し、わたしを助けられるので、わたしを憎む者についての願いを見るであろう。

8 主に寄り頼むは人にたよるよりも良い。

9 主に寄り頼むはもろもろの君にたよるよりも良い。

10 もろもろの国民はわたしを囲んだ。わたしは主のみ名によって彼らを滅ぼす。

11 彼らはわたしを囲んだ、わたしを囲んだ。わたしは主のみ名によって彼らを滅ぼす。

12 彼らは蜂のようにわたしを囲み、いばらの火のように燃えたった。わたしは主のみ名によって彼らを滅ぼす。

13 わたしはひどく押されて倒れようとしたが、主はわたしを助けられた。

14 主はわが力、わが歌であって、わが救となられた。

15 聞け、勝利の喜ばしい歌が正しい者の天幕にある。「主の右の手は勇ましいはたらきをなし、

16 主の右の手は高くあがり、主の右の手は勇ましいはたらきをなす」。

17 わたしは死ぬことなく、生きながらえて、主のみわざを物語るであろう。

18 主はいたくわたしを懲らされたが、死にはわたされなかった。

19 わたしのために義の門を開け、わたしはその内にはいって、主に感謝しよう。

20 これは主の門である。正しい者はその内にはいるであろう。

21 わたしはあなたに感謝します。あなたがわたしに答えて、わが救となられたことを。

22 家造りらの捨てた石は隅のかしら石となった。

23 これは主のなされた事でわれらの目には驚くべき事である。

24 これは主が設けられた日であって、われらはこの日に喜び楽しむであろう。

25 主よ、どうぞわれらをお救いください。主よ、どうぞわれらを栄えさせてください。

26 主のみ名によってはいる者はさいわいである。われらは主の家からあなたをたたえます。

27 主は神であって、われらを照された。枝を携えて祭の行列を祭壇の角にまで進ませよ。

28 あなたはわが神、わたしはあなたに感謝します。あなたはわが神、わたしはあなたをあがめます。

29 主に感謝せよ、主は恵みふかく、そのいつくしみはとこしえに絶えることがない。