11 しかも、それがすくすく伸びて、植えた日の朝にはもう花を咲かせたとしても、あなたは刈り入れることができません。 刈り入れるのは、山のような大きな悲しみと、いつまでもとれない痛みだけです。
12 神様の息のかかっている国をめがけて、怒濤のように押し寄せる軍勢を見なさい。
13 しかし心配はいりません。 たとい彼らが海鳴りのような大声をあげても、神様はたちまち沈黙させます。 彼らは一目散に逃げ、風に吹き飛ばされるもみがらや、嵐にもてあそばれるちりのようになります。
14 夕方には、イスラエルは恐怖に包まれていますが、夜明けになれば、敵は山のような死体を残して姿を消します。 これが、神様の国民を滅ぼし略奪する者たちへの、正当な報いです。