14 神様が正しく判断できないようにさせたので、彼らは見当はずれのことばかり言います。 それを聞くエジプトは、ひどい酔っぱらいのように足をふらつかせて歩きます。
15 どんな人も物も、エジプトを救えません。 エジプトに正しい道を示すことのできる者は、だれ一人いません。
16 その日、エジプト人は女のように弱くなり、振り上げられた神様のこぶしを見て、恐ろしさのあまり立ちすくみます。
17 イスラエルの名を耳にしただけで、物の怪につかれたようにおびえます。 それというのも、天の軍勢の主の計画が知らされたからです。
18 その時、エジプトの五つの都市が天の軍勢の主に忠誠を誓い、ヘブル語を話すようになります。 その一つはヘリオポリス(「太陽の都」の意)と呼ばれます。
19 その時代に、神様の祭壇がエジプトの真ん中に建てられ、国境には神様の記念碑が置かれて、
20 天の軍勢の主への忠誠のしるしとなります。 彼らが、迫害の中で助けを呼び求めると、神様は救い主を送ります。 この方が彼らを救い出すのです。