12 わたしの国民は遠くから、北、西、南から帰って来る。」
13 天は喜んで歌いなさい。 地は歓声をあげなさい。 山々は歌声を響かせなさい。 神様が、悲しみに沈んでいたイスラエルをやさしく慰めるからです。
14 ところが、あなたがたは言います。 「神様は私たちを見捨て、私たちをお忘れになった。」
15 「そんなはずはない。 母親がわが子を忘れ、愛さなくなることがあるだろうか。 だが、たといそんなことがあっても、わたしはおまえを忘れない。
16 わたしはおまえの名をてのひらに入れ墨した。 わたしの目の前にはいつも、くずれたエルサレムの城壁がちらついている。
17 もうすぐ、おまえを再建する者が来て、滅ぼした者どもをおまえのところから追い払う。
18 さあ、よく見ろ。 敵は一人残らずおまえの奴隷になる、と誓おう。 彼らはおまえにとって、陳列棚に飾る宝石や花嫁の装身具のようになる。