11 神様に救い出された人たちの帰って来る時がきます。 喜びと永遠の楽しさにあふれ、歌いながらエルサレムに帰って来ます。 悲しみと嘆きは跡形もなくなります。
12 おまえを慰め、喜びを与えるのは、このわたしだ。 だから、草のようにしおれて枯れるただの人間を、こわがってはいけない。
13 ところがおまえたちときたら、おまえたちを造った神を恐れず、星を大空にちりばめ、地を造ったわたしを忘れてしまった。 一方、人からの圧力を絶えずこわがり、憤りを買いはしないかと一日中びくびくしている。
14 だが奴隷の生活も長くはない。 もうすぐ自由の身だ。 地下牢や飢えや死とは縁がなくなる。
15 わたしはおまえたちの神、主であって、海を真っ二つにし、とどろく波を壁にして通り道を造った。
16 わたしのことばをおまえたちの口に入れ、手の中におまえたちを隠して守った。 星をそれぞれ決められた場所に置き、地球を造った。 わたしはイスラエルに、「おまえはわたしのものだ」と言いきれる神だ。
17 エルサレムよ、目を覚ましなさい。 もう十分に、神様の憤りの杯を飲みほしました。 恐怖の杯を最後の一滴まで飲みました。