8 高官たちを、占領した国々の王にすえ、得意げに言う。
9 「さあ、カルケミシュのようにカルノもやっつけてしまおう。ハマテなんか一ひねりだ。 アルパデみたいに、必ず降伏するにきまっている。 サマリヤもダマスコのように足腰が立たなくしてやろう。
10 われわれはすでに、エルサレムやサマリヤの神よりずっとご利益のある神々の国を、片っ端からたいらげた。
11 サマリヤとその神をやっつけたように、エルサレムとその神も征服しよう。」
12 神様はアッシリヤ王を用いて目的を果たしたのち、今度は、高慢で横柄なアッシリヤに襲いかかって罰を加えます。
13 彼らは鼻を高くしてうそぶいています。 「われわれは自分の力と知恵で戦いに勝ってきた。 われわれは高度の文明を誇る偉大な国民だ。 われわれの手で城壁をぶちこわし、住民を滅ぼし、財宝を運び出した。
14 思うままに行く先々で宝物倉をかすめ、ちょうど卵を集めるように、難なく多くの国々をかき集めた。 それでもだれ一人、横槍を入れることはおろか、抗議さえできなかったのだ。」