8 もはや、偶像に助けを求めるようなことはせず、自分の手で作ったものを拝みません。 二度と、アシェラ像や香の祭壇に敬意を表わしません。
9 ご自慢の大都市は、遠く離れた丘や山の頂上のように見捨てられ、昔イスラエル軍によって破壊されたエモリ人の町々のように荒れ果てます。
10 あなたを守ってくださる神様に背いた、当然の報いです。 たとい、買い手が金に糸目をつけない品質最高の実を結ぶ苗を植え、
11 しかも、それがすくすく伸びて、植えた日の朝にはもう花を咲かせたとしても、あなたは刈り入れることができません。 刈り入れるのは、山のような大きな悲しみと、いつまでもとれない痛みだけです。
12 神様の息のかかっている国をめがけて、怒濤のように押し寄せる軍勢を見なさい。
13 しかし心配はいりません。 たとい彼らが海鳴りのような大声をあげても、神様はたちまち沈黙させます。 彼らは一目散に逃げ、風に吹き飛ばされるもみがらや、嵐にもてあそばれるちりのようになります。
14 夕方には、イスラエルは恐怖に包まれていますが、夜明けになれば、敵は山のような死体を残して姿を消します。 これが、神様の国民を滅ぼし略奪する者たちへの、正当な報いです。