イザヤ書 21:5-13 JLB

5  彼らは盛大な宴会の準備をしています。 テーブルにごちそうを山盛りにし、いすを引いて、まさに食べようとするところです。 もうすぐ敵が攻めて来ます。 さあ、急いで盾を取り、戦いのしたくをしなさい。

6-7 神様は幻の中で私に命じました。 「城壁には見張りを立て、変わったことがあったら大声で報告させろ。 その見張りが、ろばやらくだに乗った二列の騎兵が見えると言ったら、『それだ!』と声をかけてやるのだ。」

8-9 私は言われたとおり、城壁に見張りを立てました。 やがて、声をふりしぼるようにして、彼が報告してきました。 「くる日もくる日も、かた時も休まず見張ったかいがあったぞ! 見ろ、二列に並んだ騎兵がやって来る!」その時、大きな声が響き渡りました。 「バビロンは倒れた。 倒れた。 バビロンの偶像は一つ残らず無残にこわされ、投げ捨てられた。」

10  脱穀され、ふるいにかけられたユダの人々よ、天の軍勢の主であるイスラエルの神様のお告げは、全部話しました。

11  次は、ドマ(エドムのこと。 パレスチナ南部の山地。 住民はエサウの子孫で、イスラエルとは深い関係にある)への神様のお告げです。だれかが、ひっきりなしに私に問いかけます。 「もしもし、今は夜の何時ですか。 恐れ入りますが、今は夜の何時ですか。 夜明けまで、まだだいぶ間がありますか。」 

12 「あなたがたのさばかれる日が、もうそこまで来ています。 神様に立ち返りなさい。 そうしたら、もっと良い知らせを聞かせよう。 神様を求めなさい。 そのあとでもう一度、聞きに来なさい。」

13  次は、アラビヤについての神様のお告げです。デダンから来た隊商よ、アラビヤ砂漠に身を隠しなさい。