3 だがエジプト王をあてにすれば、失望し、屈辱を受け、面子をつぶすことはまちがいない。 彼にはおまえたちを救う力などないからだ。
4 たとい王の勢力がツォアンにまで及び、おまえたちを歓迎する使者をわざわざハネスにまで遣わしても、
5 ほんの少しでも助けることはできない。 おまえたちは恥をかくだけだ。
6 エジプトめざして、恐ろしい砂漠をそろそろと進んで行く様子を思い浮かべよ。 エジプトの援助を買いつけるための宝物を山と積んだ、ろばやらくだの列が進む。 ライオンやすばしこいまむしの住む地を越えて行く。 ところがエジプトは、何一つお返しができない。
7 エジプトの約束は空手形だ。 わたしはこの国を、「無気力なわに」と呼ぶ。
8 さあ、行って、エジプトについてわたしが言ったことを書き記せ。 のちのちまで、イスラエルの不信仰に対する起訴状として残しておきたいのだ。
9 そうでもしなければ、彼らは口をとがらせ、わたしが一度も警告しなかった、と文句を言うに違いない。 「とんでもありません。 神様はただの一度だって、そんなことはおっしゃいませんでした」と言うに決まっている。彼らは意地っぱりで、強情な反逆者だ。