13 だれが神の御霊の助言者となり、神様を教え、相談役になったでしょう。
14 神様は人間の助言を必要としたでしょうか。 何が正しく、何が最善であるかを知るために、だれかの指示を仰いだでしょうか。
15 そんなことは絶対にありません。 人間はだれも、神様と比べたら無に等しく、バケツの中の一滴の水、はかり皿の上のちりにすぎないからです。 神様は島々を、少しも重さのないもののように、いとも軽々と持ち上げます。
16 レバノンの森林の木をぜんぶ集めても、神様にふさわしいいけにえを焼くたきぎにも足りません。 そこの獣を一匹残らず集めても、いけにえとするには、とうてい数が足りません。
17 すべての国々は、神様の目から見れば無に等しいのです。
18 神様をどう説明したらいいでしょう。 神様を何と比べることができるでしょう。
19 泥をこね、金をかぶせ、首に銀の鎖をかけた偶像でしょうか。