イザヤ書 49:18-24 JLB

18 さあ、よく見ろ。 敵は一人残らずおまえの奴隷になる、と誓おう。 彼らはおまえにとって、陳列棚に飾る宝石や花嫁の装身具のようになる。

19 だれもが愛想をつかした、いちばん荒れた土地でさえ、まもなく人々でごった返すようになる。 おまえを奴隷にした敵は、はるかかなたに遠ざかる。 

20 異国に捕らわれていた時に生まれた者は帰って来て、『もっと部屋が欲しい。 ここは狭すぎる』とこぼす。 

21 その時、おまえは心の中でつぶやくだろう。 『こんなにたくさんの子供を下さったのは、いったいだれだろう。 大半は殺され、残りは捕虜として遠くへ連れて行かれ、私だけここに残ったというのに……。 だれがこの子たちを産み、育ててくれたのだろう。』」

22 神様はこうもお語りになります。 「わたしが外国人に合図すると、彼らはおまえの幼い息子たちをおまえのふところに連れ戻し、娘たちを肩に載せてやって来る。 

23 王や王妃はおまえに仕え、行き届いた世話をしてくれる。 彼らは土下座し、おまえの足についたちりをなめる。 その時おまえは、わたしが神であることを知る。 わたしに望みをかける者は、決して恥をかかない。」

24 腕力の強い者の手から、だれが、奪い取られたものを取り戻せるでしょうか。 泣く子も黙るこわい王に、だれが、捕虜を自由の身にしてやれと命令できるでしょうか。