1 天はわたしの王座、地はわたしの足台だ。 おまえたちにこれ以上の神殿を建てることができるか。
2 わたしはこの手で天と地を造った。 全部がわたしのものだ。 わたしはこのような偉大な者だが、謙そんになって深く罪を悔い、わたしのことばに恐れおののく者に目をかける。
3 だが、自分勝手な道を選び、罪にふける者はのろわれる。 そんな連中のささげ物を、わたしは絶対に受け入れない。 たとい牛を祭壇にささげても、生身の人間をささげた時のように、見向きもしない。 子羊や穀物をささげても、犬や豚の血を供えた時のように、顔をしかめる。 わたしに香をたいているつもりでも、偶像を拝んでいるのだとみなす。
4 わたしは彼らに、彼らが恐れているものを送る。 わたしが呼んだのに、答えようともせず、話しかけたのに、強情を張って聞こうともしなかったからだ。 それどころか、わたしの見ている前で悪いことをし、わたしが大きらいなことを、そうと知りながら、わざと行なった。
5 神を恐れる者は、神のことばを聞いておののけ。 おまえたちの同胞は、わたしに忠実だというだけで、おまえたちを憎み、村八分にする。 「神様に栄光があるように。 主を信じて、せいぜいお幸せに」と、彼らはあざける。 だが、そう言う彼らが赤恥をかくようになる。
6 町が騒ぎ立っています。 いったいどうしたというのでしょう。 神殿から聞こえてくる、あのすさまじい物音は何でしょう。 あれは、神様が敵に報復している音です。