7 蟻には、働けと命じる王がいません。
8 それでも夏中けんめいに働き、冬の食糧を集めます。
9 ところが、あなたがたは眠ってばかりいます。 いったいいつ目を覚ますのですか!
10 「もうちょっとだけ寝かせてくれよ」と頼みますが、その「ちょっと」が曲者なのです。
11 のんびり眠っている間に貧乏神に取りつかれ、気がついた時には手遅れです。
12-13 悪人は人間のくずです。 彼らは平気でうそをつき、仲間には目くばせや合図で本心を伝えます。
14 そのくせ反抗心は人一倍強く、悪いことばかり考え、何にでもぶつぶつ不平を言うのです。