1 神様を信じない連中をうらやんではいけません。 仲間になろうと思ってもいけません。
2 彼らは毎日毎日、人に乱暴し、だますことに明け暮れているのです。
3-4 事業を始める時は、よく考えてきちんとした計画を立て、がっちり基礎を固めなさい。 こうして事実をしっかり見きわめながら進めば、成功まちがいなしです。
5 知恵のある人は力のある人より強く、知恵は力より優れています。
6 戦いに出かける時は、知恵のある人の意見を聞いてからにしなさい。 助言する人が大ぜいいれば安心です。
7 神様に背く者には、知恵は高すぎて買えません。 だから、人前で意見を言わせてもらえません。
8 悪いことをたくらむのも、それを実行するのも、同じように悪いことです。
9 神様に背く者は悪い計画ばかり立て、人をばかにする者は世界中の人にきらわれます。
10 逆境のとき苦しみに耐えられないような者は弱虫です。
11-12 無実の罪で死刑を宣告された人を助けなさい。 その人が殺されるのを、黙って眺めていてはいけません。 「ちっとも知らなかった」ととぼけても、神様の目はごまかせません。 神様はそれぞれの行ないにふさわしく報いられるのです。
13-14 はち蜜が食欲をそそるように、知恵もりこうになりたいという意欲を起こさせます。 それがあれば、希望にあふれた将来が約束されるのです。
15-16 悪者よ、正しい人に手出しをしてはいけません。 正しい人は七度倒れても、そのたびに起き上がることを知らないのですか。 しかしおまえを倒すには、一度で十分です。
17 敵が苦しむのを喜んではいけません。 失敗したからといって、うれしがってはいけません。
18 そんなことをしたら神様が気を悪くし、彼らを罰するのをやめるかもしれません。
19-20 悪人をうらやみ、その財産を欲しがってはいけません。 悪人の最後は目に見えているからです。
21-22 神様と王の前では注意深く行動しなさい。 過激な連中とつき合ってはいけません。 彼らのいのちは短く、思いもよらない災いに会うからです。
23 さらに幾つかのことを教えましょう。貧しい人を有罪とし、金持ちを赦すのはよくありません。
24 悪者に向かって「無罪だ」と言う者は、大ぜいの人にのろわれます。
25 反対に、悪者の罪をはっきり指摘する人は、だれからも感謝されます。
26 率直に答えてもらえるのは、ありがたいことだと思いなさい。
27 家を建てるのは、仕事がうまくいってからにしなさい。
28-29 無実の人に、わざと不利な証言やうその証言をしてはいけません。 「いい機会だから、これまでのお返しをしてやろう」と考えてはいけません。
30-31 怠け者の畑のそばを通ったら、いばらと雑草だらけで、おまけに柵もこわれています。
32-33 これを見て大いに勉強になりました。「もうちょっと眠り、もうちょっと昼寝し、もうちょっと休もう。」
34 こんな生活をしていると、どんどん貧しくなり、どうにもならなくなります。