1-2 私の教えを忘れてはいけません。 充実した人生を送りたければ、私の命令を忠実に守りなさい。
3 いつも正しい生活をし、人には親切にするのです。 この二つが心から行なえるように、しっかり身につけなさい。
4-5 神にも人にも喜ばれ、物事を正しく判断できるようになりたければ、徹底的に神様に頼ることです。 絶対に自分を頼ってはいけません。
6 何をするにも、神様を第一にしなさい。 神様がどうすればよいか教えてくださり、それを成功させてくださいます。
7-8 思い上がって、自分の知恵をあてにしたりしてはいけません。むしろ、神様をたいせつにし信頼することで、悪の道から離れなさい。 心も体もみずみずしく元気いっぱいになります。
9-10 収入があったら、まずその一部をささげて、神様をあがめなさい。 そうすれば、倉には食べ物があふれ、酒蔵は極上の酒でいっぱいになります。
11-12 神様に懲らしめられても、腹を立ててはいけません。 あなたを愛していればこそ、そうなさるのです。 父親がかわいい子供の将来を思って罰するのと同じです。
13-15 良いことと悪いことの区別がつき、物事を正しく判断できる人は、大金持ちよりもしあわせです。 高価な宝石であれ何であれ、このような知恵に比べたら問題にもなりません。
16-17 知恵が与えるものは、充実した人生、財産、名誉、楽しみ、平安です。
18 知恵はいのちの木、いつもその実を食べる人はしあわせです。
19 神様の知恵によって地球は造られ、宇宙は完全にでき上がりました。
20 神様の知恵によって、泉は地中深くからわき上がり、空は雨を降らせます。
21 二つのものを求めなさい。 善悪を見分けて実行する知恵と良識です。 この二つを見失ってはいけません。
22 知恵と良識を持つことはたいへんな名誉です。 そればかりか、生きる力が与えられ、
23 失敗をしたり、道を誤ったりすることもなくなります。
24-26 この二つのものが見張ってくれるので、安心して眠れます。 また、神様がそばで守ってくださるので、みじめな思いをすることも、悪人の悪だくみを恐れることもありません。
27-28 人に何か頼まれたら、すぐにしてやりなさい。 「いつかそのうち」などと、あとに延ばしてはいけません。
29 あなたを信じきっている隣人を陥れてはいけません。
30 どうでもいいようなことで争うのはやめなさい。
31 暴力をふるう連中をうらやみ、その手口をまねてはいけません。
32 神様はそんな連中が大きらいです。 しかし、きよく正しく生きる人には親しくしてくださいます。
33 結局、悪者は神様にのろわれ、正しい人は祝福されます。
34 あざける者はあざけられ、謙そんな人は助けられ、
35 知恵のある人はたたえられ、ばか者は恥をかくのです。