1 水がどこにでも流れ込むように、神様は王の心を思いのままに動かされます。
2 どんな行ないでも、もっともらしい理由をつければ正しく見えますが、神様はどんなつもりでそうしたかを問題にされます。
3 供え物をするより、正しい人であるほうが、よっぽど神様に喜ばれます。
4 われこそはと鼻にかけることも、やたらに物を欲しがることも、悪いことをすることも、みな罪です。
5 しっかりした計画を立てれば確実にもうかり、あわてると損をします。
6 悪いことをしてもうけた金はすぐなくなります。 だったらどうして、危ない橋を渡るのですか。
7 悪人は人をだましてばかりいますが、最後には自分で自分の首を締めます。
8 行ないを見ればその人がわかります。 悪人は悪いことをし、正しい人は神様の教えを守るのです。
9 気むずかし屋の女とりっぱな家に住むより、屋根裏部屋のすみっこで暮らすほうがましです。
10 悪人は人を傷つけるのが大好きで、親切にしようなどとは、これっぽっちも考えません。
11 人が罰せられるのを見て、初めて悪いとわかるのはばか者です。 知恵のある人は聞くだけでちゃんとわかります。
12 神様を恐れる人は悪者が滅ぶのを見て、その人は悪者であるとわかります。
13 貧しい人を助けない者は、自分が困った時に助けてもらえません。
14 贈り物をすれば、怒っている人も機嫌を直します。
15 正しい人は喜んで正しいことをし、悪人を恐れさせます。
16 わからず屋のろくでなしは、のたれ死にするしかありません。
17 毎日遊び暮らしていると貧しくなります。 酒やぜいたく品に金がかかるからです。
18 最後に勝つのは、悪人ではなく正しい人です。
19 口うるさく不平ばかりこぼす女といるより、砂漠にでも住むほうがましです。
20 知恵のある人は将来に備えて貯金をし、ばか者は考えもなしに金を使います。
21 正しく思いやりのある者になろうとする人は、充実した生活を送り、人からもほめられます。
22 知恵のある人は強い相手と戦っても負けません。 とりでに立てこもる敵も見事に打ち負かします。
23 いらぬ口出しをしなければ、めんどうに巻き込まれることもありません。
24 われこそはと思っている者は自分を鼻にかけ、人をばかにします。
25-26 怠け者は働きもしないで、やたらに物を欲しがり、人をうらやむことしか知りません。 しかし神様を恐れる人は、喜んで人に与えます。
27 神様は悪人の贈り物が大きらいです。 買収の下心がある時はなおさらです。
28 偽証すれば罰せられ、正直に証言すれば安全です。
29 悪人は強情ですが、神様を恐れる人は、悪いとわかれば素直に考え直します。
30 どんなに知恵のある人でも、どんなに良い教育を受けた人でも、神様には歯が立ちません。
31 さあ、戦う準備をしなさい。 しかし、勝たせてくださるのは神様です。