4 この悪者どもは、お話にならないほど高慢で横柄で、神様は死んだとみなしているかのようです。 彼らには、神様を求める気持ちなど、これっぽちもありません!
5 ところが、手がけることは片っぱしから成功し、敵をなぎ倒していきます。 神様の刑罰が待ち受けていることなど、まるで眼中にないのです。
6 「神も人もさしたる相手ではない」と、彼らはうそぶきます。 そしてどういうわけか、道を切り開いていくのです!
7 彼らの口には、神様への冒涜と偽りと欺きとが満ちています。常に悪だくみを自慢の種にしています。
8 薄暗い裏通りに待ち伏せては、道行く人を殺すのです。
9 ライオンのように息をひそめてうずくまり、貧しい者に今にも襲いかからんばかりです。 猟師のように罠をしかけ、えじきを得ます。
10 不運な人は彼らの並はずれた腕力に圧倒され、一撃のもとに倒されるのです。