1 罪は悪者どもの心に巣くい、いつも悪事へとけしかけます。 彼らには、神様を恐れて悪事から遠ざかろうとする気持ちなどありません。
2 それどころか、知らぬ存ぜぬで押し通せば、どんな不正行為も隠しおおせ、逮捕にまでは至らないと、自分に言い聞かせています。
3 彼らのことばにはみな裏があり、一かけらの真実もありません。知恵や善行とは無縁の連中です。
4 夜通し悪事をたくらむ彼らには、悪事から足を洗おうという気持ちなど、みじんもないのです。
5 ああ神様。 あなたの揺るがぬ愛は天のように高く、あなたの真実は雲にまで達します。
6 あなたの正義は神の山のように不動で、そのご判断は、満ち潮の海のように知恵であふれています。 神様は人にも獣にも心をお配りになります。
7 ああ神様。 尽きることのないご愛を、心から感謝いたします。 あらゆる人が御翼の陰に身を隠します。
8 その人々は神様の祝福をふんだんに受けて養われ、喜びの川の水を心ゆくまで飲ませていただくのです。
9 神様はいのちの泉です。 私たちは神様の光を反映しているにすぎません。
10 神様を信じている人々に、変わらない愛を注いでください。 どうか、おこころにかなった生き方をしようとする人々を、お救いください。
11 あの高慢な連中が私を踏みにじるのを、許さないでください。不正を行なう者らの手で、もてあそばれるのはごめんです。
12 ご覧ください。 彼らは投げ倒され、二度と立てなくなったのです。