1 私は神様をほめたたえます。 神様は私を敵の手から助け出し、敵が勝ち誇るのをお許しにならなかったからです。
2 ああ神様。 神様は私の願いを聞き入れて、元の健康な体に戻してくださいました。
3 墓の入口から、連れ戻してくださいました。 おかげで、こうして生きることができます。
4 神様を信じる人よ、神様を賛美し、そのきよい御名に感謝しなさい。
5 主の怒りはつかの間に過ぎますが、その恵みは生きる限り続きます。 たとい、夜通し泣き明かすことがあろうと、朝には喜びが訪れます。
6-7 順境の日に、私はこう言いました。 「いつまでも今のままだ。 だれも私のじゃまはできない。 神様が恵んでくださって、私をびくともしない山のようにしてくださった。」 ところが、神様は顔をそむけて、祝福の川をからしたのです。 たちまち私は意気消沈し、恐怖におじまどいました。
8 ああ神様。 私は大声でお願いしました。
9 「神様、私を殺したって、一文の得にもなりません。 生きていてこそ、友人の前で神様をたたえることができるのです。 墓に埋められたら、どうして神様の真実を世間に知らせることができましょう。
10 ああ神様、どうか私をあわれみ、助けてください。」
11 すると、神様は嘆きを喜びに変え、喪服を脱がせて、きらびやかな晴れ着をきせてくださいました。
12 墓に埋められないで、神様に喜ばしい賛美の歌声をあげるためです。 ああ神様。 私はいつまでもこの感謝の気持ちを忘れません。